世界の頂点に挑む
アスリート
の一番近くで。
競技だけに集中できる環境を
徹底して守り抜く。

INTERVIEW03

アーティストプロデューサー(アスリート)

PEO
PLE

スポーツ文化事業本部
スポーツ文化部

KUSUMI

2015年入社 / 経済学部

PROFILE
2015年〜 スポーツ文化部
今の仕事
アスリートのプロデュース

学生時代は野球一筋。
3年間の約束で飛び込んだエンタメの世界。

CHAPTER 01

入社を決めた理由を教えてください。

小学校から大学までの約16年間は、野球一筋でした。高校では主将として甲子園に出場し、大学でも日本一を目指して打ち込んでいました。しかし、怪我をきっかけに大学2年からは学生コーチに転身。自分がプレーすることよりも、「選手を支え、監督との橋渡しをする」裏方の役割に自身の適性とやりがいを見出していました。そんな中で将来の進路を検討し始め、知り合いから「ホリプロを受けたらどうか」と紹介されました。実はもともと母校で教員になろうと考えていたのですが、「大学卒業後すぐ教員になるのではなく、一度外の世界を見て社会勉強をしてみてみるのもいいのではないか」という恩師の勧めもあり、「3年間だけ勉強する」という前提でホリプロに入社を決めました。当初は契約社員からのスタート。その時の自分からすれば、まさか10年以上ホリプロに勤め、エンターテインメント業界の最前線に立つ仕事に携わるとは想像もしていませんでしたね。

現在の仕事内容を教えてください。

スポーツ文化事業本部は、現役アスリートや元アスリートのほか、弁護士や医者、作家などといった文化人、さらにはキャスターやアナウンサーなどをプロデュースし、一人ひとりの個性や希望を尊重しながら活躍の場を広げる役割を担っています。私は入社以来、野球、ゴルフ、競馬、ボクシング、空手、レスリングなど、多種多様な競技のアスリートを担当してきました。メディア出演やイベント開催のサポートはもちろん、各媒体やスポンサーへの営業活動、広告やグッズ展開における肖像管理、SNSの運用など、その業務は多岐にわたります。現役アスリートの場合、競技によっては試合のエントリーや合宿の手配、時には海外遠征への帯同も行います。私たちが担うのは、単なるスケジュール管理ではありません。彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、あらゆる雑音を取り除き、競技に全身全霊で集中できる環境を整える。その上でメディアの露出などを通して収益を最大化する。それこそがミッションだと考えています。

世界チャンピオンの孤独と重圧に、
ビジネスパートナーとして寄り添う。

CHAPTER 02

日々の業務で大切にしていることは?

何よりも「アスリート・ファースト」であることです。特に現役アスリートの場合、彼らにとっての本業はあくまで「競技」であり、最も重視すべきは試合で良い結果を出すこと。私がサポートするメディア出演などの仕事は、言うなれば「副業」です。もちろん、露出場所を増やし知名度を上げることは、スポンサー獲得や競技の普及につながる大切な要素ですが、それが競技の邪魔になっては本末転倒です。だからこそ、オファーがあっても、アスリート自身のコンディションや試合の時期によっては断る判断も必要だと考えています。結果が出て良い時もあれば、結果が出ずに苦しい時もある。そんな時、彼らのモチベーションを下げずにどう仕事をコントロールしていくかを考える必要があります。アスリートは友達ではありません。馴れ合いではなく、適度な距離感を保ちながら、ビジネスパートナーとして彼らの「本業」を最優先することを心がけています。

印象に残っている仕事は?

プロボクサー・井上尚弥選手との仕事です。井上選手が22歳、私が23歳の時から担当し、これまで10年間にわたり、ラスベガスやサウジアラビアなど地球の裏側にまで同行し、歴史的な瞬間を共有してきました。ボクシングは、たった一つの勝ち負けが全てを変える厳しい世界です。世界チャンピオンであり続けるための重圧と孤独は計り知れません。普段の井上選手は好青年ですが、リングへ向かう際の研ぎ澄まされた集中力、そして試合で見せる圧倒的な立ち姿は、同じ人間とは思えないほどの凄みがあります。その壮絶な闘いを近くで体感できることは、この仕事でしか味わえない唯一無二の経験だと実感しています。彼がリングで輝き続けるために、私がリング外のすべての障壁を取り払う。そうして生まれた熱狂を世界中の人々に届ける一端を担えることに、大きな誇りを感じています。

アスリートの夢を支えることで、
見たことのない景色に出会える喜び。

CHAPTER 03

ホリプロで働く魅力とは?

「やりたい」と手を挙げれば、若手でも裁量を任せてくれる社風が魅力です。私自身、入社して早い段階から世界的なアスリートの担当を任され、自分の判断で動く機会がたくさんありました。アスリートは一人ひとり個性も競技も異なりますから、正解のマニュアルなど存在しません。目の前の選手にとって、今何がベストかを考え実行する。その試行錯誤の積み重ねが、確かな成長実感につながっています。また、総合エンターテインメント企業として、部署の垣根を越えた横のつながりが強いことも魅力の一つです。例えば、引退後のセカンドキャリアとして「メディアで活躍したい」という希望があれば、すぐにバラエティ部門や俳優部門の社員に連携を図り、組織一丸となってバックアップします。力を結集して一人の人生と真摯に向き合い、活躍の場を広げていく。この一体感は、ホリプロならではの強みに違いありません。

今後の目標を教えてください。

正直に言うと、入社以来、私個人としての明確な夢や目標を持ったことはありません。なぜなら主役はあくまでアスリートであり、彼らの夢が実現することこそ、私の一番の喜びだからです。 15年前は教員を目指していた私が、今は地球の裏側で世界戦の興奮を味わい、想像もしなかった景色の中に立っている。この仕事は、自分の想像をはるかに超えた未来へと連れて行ってくれます。これからも、世界の頂点を目指す彼らの黒子として、誠実にサポートを続けていく。そして、アスリートの価値を最大化し、引退後のセカンドキャリアも含めて長く輝ける道を共に築き上げていく。彼らが見せてくれる新しい世界にワクワクしながら、その挑戦を一番近くで支え続けることが、私がこの先も実現していきたい仕事のあり方です。