INTERVIEW


映像プロデューサーとして、
常に新境地に挑み、
魅力溢れる作品づくりに
貢献していく。
映像事業本部
映画・ドラマプロデュース部
西本 和史 | 2016年入社
社会学部メディア社会学科
PROFILE
これまでの経歴
2016年〜 プロダクション一部
2022年〜 映画・ドラマプロデュース部
今の仕事
映像作品のプロデュース
CHAPTER 01
いろんな角度から、
エンタメに関わる道が
あることに魅力を感じて。
ホリプロへの入社を決めた理由を
教えてください。
昔からテレビが好きだったことからエンタメ業界に興味を持っていました。その中でもアーティストプロデュースをやってみたいと思うようになり、ホリプロを志望しました。最終的にホリプロを選んだ決め手は、アーティストプロデュースだけでなく、映像制作や舞台制作をはじめ、さまざまな部署があること。アーティストプロデューサーを皮切りに、いろんな角度からエンタメに関わる道があることが大きな魅力でした。
入社後、
約6年間所属していた
マネージメント第一事業本部で
学んだことは何でしたか?
アーティスト本人からの信頼を得ることはもちろん、アーティストをどう成功に導いていくか、先々を考え、戦略を立てて動いていくことが重要であり、そこではアーティストの人生を背負っているという責任があるのだと学びました。そうした中で印象に残っているのは、オーディションでグランプリを取り、ホリプロ所属となった新人を担当したこと。当時中学生だった彼と対話を続け、時には社会人としてのマナーを学んでもらい、レッスンや芝居経験を積み重ね、共に歩みました。最高にうれしかったのは、新人俳優の登竜門である特撮ヒーローシリーズのオーディションに受かったこと。撮影のクランクアップに立ち会い、普通の中学生だった彼が見違えるように若手俳優に成長した姿を目の当たりにした時は、その一端に貢献できたと思い、感慨深かったですね。
その後、映像制作部門に
異動したのは、
ご自身の希望だったそうですね?
はい。アーティストプロデューサーとしてドラマや映画の現場に入って撮影の流れを体感するうちに、次は制作の立場で作品に携わってみたいと思うようになり、異動希望を提出しました。すぐにその希望が叶い、翌年、異動しました。
CHAPTER 02
映像作品全体に責任を持つ
プロデューサーとして、
困難を乗り越え、
成長する日々。
映像制作部門への異動当初は、どのように
仕事を覚えていきましたか?
最初はアシスタントプロデューサーとしてある映画の制作に携わりました。撮影の流れはわかっていたため、撮影期間中はあまり戸惑うことはなかったのですが、その一方、撮影前の準備に関してはわからないことだらけ。台本一つでも、人物表の役名のデータをつくるなど、こんなこともやるんだと思ったり。また、一部のキャスティングを任せていただき、「どんなタイプの俳優にオファーすればいいか?」「芸能プロダクションへのアプローチの仕方は?」「ギャランティの決め方は?」など、自分にとって未知の課題に挑みつつ進めていきました。大変でしたが、台本を読んでキャスティングを考えるのも面白く、モチベーション高く仕事を覚えていきました。
異動後、2年目に早くも
プロデューサーに
なったそうですね。
はい。自分としては、正直まだ学びきれていないことも多かったので、不安もありました。しかしその一方で、早めに経験を積んでもらいたいという会社の思いを感じ、とてもありがたく思いました。プロデューサーの仕事は、端的に言えば、「何を(企画立案・プロット・脚本づくり)、どうつくるか(スタッフィング・キャスティング・予算管理)を考える人」。映像作品全体に責任を持つ仕事であるだけに、初めてドラマのプロデューサーを務めた時は考えすぎて思うように動けず、苦い思いもしました。しかし今ではそれも一つの良い経験だったと思います。
これまでで
いちばん手応えを
感じた仕事は?
ショートドラマを一から企画し、仕上げたことです。先輩・後輩たちに協力してもらいながらも、自身が主体となってやり切ったことで、プロデューサーとして一つの自信になりました。その一方、0→1で作り上げる初めての作品だったので、今思えば「もっとこうできたかも」と考えることもあるのですが、既存のドラマとは全く異なるショートドラマに挑戦した、この経験はきっと今後の作品づくりの糧になると思っています。
CHAPTER 03
アーティスト
プロデュース部門と
映像制作部門の
架け橋となり、
ホリプロならではの
映像作品づくりを。
ホリプロで
映像制作の仕事に
取り組む魅力は?
自分がやりたいことにチャレンジできる環境があることです。月1回、自分がつくった企画について先輩にアドバイスしていただける壁打ちの機会があり、「このテレビ局に持っていこうか」「これは映画会社に提案しようか」「それにも協力するよ」などと言ってくれるので、仕事が進めやすいです。とはいえ、なかなか企画が通らないというのはあります。しかし、先輩からは「大丈夫、今のやり方で続けていけば、いつか企画は通るから」、「企画の立ち上げから一つやり切ると本当に楽しくなるから」と言われており、今、改めて「その境地に達すべく頑張ろう」と気合を入れています。
これからホリプロで
挑戦したいことは?
もちろん、自分起点の新しい企画を成立させることです。そのため常に企画を考えることを意識していますし、さまざまなテレビドラマや映画を観ながら、協業したい監督や脚本家も探しています。最終的な目標は、自分が過去に担当していたアーティストと一緒にできるような企画を成立させ、多くの人に感動を届けること。また、キャストが求めているものを熟知しているアーティストプロデュース経験者として、社内のアーティストプロデュース部門と映像制作部門の架け橋となり、ホリプロならではの魅力溢れる映像作品づくりに貢献していきたいとも思っています。